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ごあいさつ

高野佳也「吉祥寺たかのメンタルクリニック」では、ご本人のお話をしっかりと聴くことにより、その方の心の回復に役立ちたいと考えています。

 人の心の不調は、さまざまなあらわれ方をします。どうしようもなく不安になる、気分がおちこむ、眠れない、食欲がない、人とかかわるのが
こわい、動悸などの身体の症状が出る、などなど。そしてそれらの症状には、さまざまな心の痛みがかかわっていることがあります。

 人は生きていく上で、さまざまな心の痛みを経験します。たとえば、願うことがかなわない、自分にとって大事なものを失う、人に気持ちが伝わらない、などの経験は、心に痛みを生じさせ、心の働きを不自由にします。人によっては、心の痛みをおさえこんで無理をして疲れをためることもあります。その結果、前述したような症状がおきてくることもあるのです。そういう場合に、人に話を聴いてもらうことが助けになることも少なくありません。

 私はこれまで、さまざまな心の病気の治療にたずさわってきましたが、それとあわせて、
精神分析的精神療法の臨床を続けてきました。精神分析的精神療法は、十分な時間をとって、心にうかぶことを自由に話してもらい、その方の心の中でおきていることを理解していく治療です。この治療を行う中で、私は、自分の思いを話すこと、そしてそれを聴いて理解してもらうことが、どれだけその方の助けになるかということを実感しました。この治療により、多くの方が、今まで無理をしていたことに気づき、自分の気持ちをゆっくりと味わい、今までよりもうまく気持ちをかかえていくことができるようになりました。

 私はそのような臨床経験を、私の普段の診療にも活かしていきたいと考えています。ご本人のお話をしっかりと聴くことにより、自分のことをふりかえったり、自分の気持ちをゆっくり味わうことができるように援助したい、そのことによって心の回復に役立ちたい、それが、「吉祥寺たかのメンタルクリニック」の願いです。

院長 高野佳也

院長略歴

 1986年、東北大学医学部を卒業、その後、慶應義塾大学医学部精神神経科学教室に入り、精神科治療全般とあわせて精神分析的精神療法の研修を受けました。以後、駒木野病院、松田病院、埼玉社会保険病院精神神経科、井之頭病院で、さまざまな心の病気の治療にたずさわるとともに、精神分析的精神療法の臨床を続けてきました。2012年、吉祥寺たかのメンタルクリニックを開業しました。

所属学会・資格

  • 日本精神分析学会認定精神療法医・ スーパーバイザー
  • 日本精神神経学会認定専門医
  • 精神保健指定医
  • 日本医師会認定産業医
  • 博士(医学)

 

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